看護師とうつ

看護師不足の原因のひとつに、看護師の離職率の高さが指摘されています。看護師の離職の理由も残業や夜勤などの過酷な勤務環境が挙げられますが、うつ病が原因で離職する看護師が増えている現実をご存知でしょうか?常に緊張を強いられる看護師の仕事は傍から見るよりも大変で、抗うつ薬を飲みながら仕事をしている看護師もいます。

国家試験の合格者を減らしている歯科医師や、薬剤師とは異なり看護師不足は相変わらず深刻です。このままいけば2014年には、約30,000人の看護師が不足すると厚生労働省では発表しています。看護学校など卒業して看護師になる、新人看護師の数は別に減少しているわけではありません。

問題は離職する看護師が、後を絶たないことです。1年目の新人看護師の1割強が毎年、看護師を辞めていく状況はやはり尋常ではありません。たしかに1年目の新人看護師の時期はとても辛いですが、全員看護師になりたくて看護大学や看護学校で頑張ってきたはずです。

新人看護師の離職の理由は「理想と現実のギャップ」が1番多いそうですが、その陰にはうつになり辞めていく看護師も少なくありません。やっと看護学校を卒業し入職して何ヶ月も経たないのに朝から起き上がれず、心療内科の医師からうつ病と診断され離職する新人看護師もいます。そんな新人看護師の離職の理由も、「理想と現実のギャップ」です。

しかしうつ病で離職する看護師は、何も新人看護師だけではありません。新人看護師の教育に当たっているプリセプターでも、うつ病に掛かる場合があるのです。でもなぜ教育担当のプリセプターの看護師が、うつ病などになるのでしょうか?

実はプリセプターの看護師は担当の看護師に気を遣うあまり、自分でも分からないうちに次第にうつになるケースが多いのです。「朝起きるのがツライ」とか「気分が落ち込むとか、不安や焦燥感がある」など症状が表れたならば、うつの可能性を疑ったほうがいいでしょう。

うつになりやすい看護師には頑張り屋さんとか、真面目とかある共通点があります。看護師は患者さんの命を預かる大事な仕事です。そのためあまりに頑張り過ぎ、自分で気付かないうちにストレスが溜まってしまうのです。また職業柄たとえ抗うつ剤などを使用していても、勤務時間の服薬を控えたりします。

そのためうつがさらに、悪化するケースも少なくありません。うつ病も激越と呼ばれる症状になると不安や焦燥感の度合いが酷くなり、最悪の場合は自殺を考える危険性さえあります。やはりまわりの人が早くうつに気付き、適切な対応が必要です。

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